知事賞に輝き表彰される阿部さん

知事賞に輝き表彰される阿部さん

知事賞に輝き表彰される阿部さん 知事賞に輝き表彰される阿部さん

 第34回下野新聞小学生読書感想文コンクール(下野新聞社主催、栃木県、県教委など後援)の表彰式が10日、下野新聞社で行われ、受賞者のうち出席した17人に賞状と記念品が手渡された。

 県内160校から計641点の応募があり、最高賞の知事賞1点、県教育長賞2点、特選3点、優秀賞12点が選ばれた。

 審査委員長を務めた宇都宮市国本中央小の大森信二(おおもりしんじ)校長は「本との出会いを喜び世界を楽しみ、内容に自分を重ね合わせ、考えを深めている素晴らしい作品ばかりだった」と講評した。

 内気な小学4年生の少女が家族や友人の支えで成長する物語「どっちでもいい子」(岩崎書店)を読んで知事賞に輝いた小山市若木小4年阿部遥(あべはるか)さん(9)は「主人公が自分を変えようと頑張る姿に勇気をもらった。私もなりたい私になれるよう、苦手なことにもチャレンジしたい」と話した。