職場で横領を疑われて解雇されたことで生じたうつの症状について労災申請を希望した鹿沼市、50代男性に鹿沼労働基準監督署が申請を案内しなかったとして、男性の遺族が国に対し、330万円の慰謝料を求めた訴訟の第1回口頭弁論が6日、東京地裁(武部知子(たけべともこ)裁判長)で開かれた。国側は請求棄却を求めた。
訴状などによると、男性は2019年4月、勤務先の同市の葬儀会社で起きた横領事件への関与を疑われて解雇された。うつの症状が出た男性は翌5月、労災申請のため鹿沼労基署を訪れた。
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