キョーリン製薬グループPRESENTS
第22回しもつけサッカーセミナーin野木
[PR]キョーリン製薬ホールディングス株式会社
キョーリン製薬グループPRESENTS「第22回しもつけサッカーセミナーin野木」(下野新聞社主催、県サッカー協会、野木町など後援、キョーリン製薬ホールディングス特別協賛)が12日、野木町総合運動公園サッカー場で開催されました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止やオンラインでの実施となっていましたが、今年は3年ぶりにピッチ上での開催。当日は約100人の小学生が参加し、元Jリーガーで現在はスポーツジャーナリスト/パーソナルコーチとして活躍する中西哲生さんからサッカーの楽しさ、ボール扱いの基本的なテクニックや姿勢を学びました。今年も白鷗大学サッカー部のメンバーがコーチとして中西さんの指導をサポート。セミナー終了後、中西さんにインタビューし感想をお聞きしました。
(企画・制作 下野新聞社営業局)

-3年ぶりにピッチ上で子どもたちと触れ合いながらのセミナーとなりました。終えての率直な感想を教えてください。
「うれしいのひと言に尽きますね。コロナ禍にあって大人も当然そうですが、子どもたちが一番大変だったと思います。学校の行事もこういったイベントもできず、好きなことをほとんどできていない状況だったので、そういう意味では久しぶりに外で思いっきり一緒にボールを蹴ったり話せたり、サッカーを教えたりできて楽しかったです。やっと少しずつ、元に戻りつつあるのかなと感じています」
-小学生年代を指導するにあたって意識していること、重視しているポイントを教えてください。
「まず、ボールの扱いです。ボールの扱いがうまくできないと、サッカーが楽しめないと思うので。子どもたちにサッカーというスポーツを純粋に楽しんでもらいたいという気持ちを強く持っているので、ボールの扱いひとつで右にも左にも行ける、自由にボールを扱って自分の行きたい方向に行けることが重要だと考えています。それができる選手がサッカーを楽しめると思っていますし、そうしてあげたいと思って指導しています」
-指導するなかで、プレーする時の姿勢の重要性を伝えているのも印象的でした。
「どういう姿勢でボールを触れるかというのはとても重要なので、自分がパーソナルで指導している子どもたちにも姿勢や呼吸のことは細かく伝えています。今回も同様に、姿勢や呼吸を無意識だけど意識できているような状況にしてあげることをイメージしながら、今日のセミナーを行いました」
-今日セミナーに参加してくれた子どもたち、また、栃木県のサッカーキッズに向けてメッセージをお願いします。
「今はどこの場所からでも世界のトップを目指せる時代です。自分が上手くなりたいと思えば、いろいろな情報が手に入れられます。今日やったトレーニングも継続してやってもらえればと思いますが、高い目標を持ってプレーするためには、いろいろな情報を手に入れながらそれを真似ることも重要です。自分が気に入っている選手や、自分が良いと思ったものをうまく真似しながらトレーニングに励んでもらえれば、栃木県から世界のトップを目指せる選手になれると思います。みんなにチャンスは平等にあって、どこまで行けるかは自分次第です。自分で工夫しながら頑張って欲しいと思います」
Profile
中西哲生(なかにし・てつお)
スポーツジャーナリスト/パーソナルコーチ。愛知県出身。同志社大学を卒業後、Jリーグ名古屋グランパスエイト、川崎フロンターレで活躍。現役引退後はコメンテーターとしてテレビ、ラジオ番組に出演。サッカーに関する著書は多数。そのほか、全国各地でサッカー教室を開いている。しもつけサッカーセミナーの講師は07年から15年務めている。現在は、スポーツ番組の解説や司会のほか、レアル・ソシエダ所属の久保建英のパーソナルコーチを務める。

当日参加した小学生・保護者・少年サッカーチームの指導者の感想
栃木市 小学校1年 男子
「足の裏を使ってターンする練習が楽しかったし、これからも続けたいと思いました。将来はプロのサッカー選手になりたいです」
高根沢町 小学校5年 女子
「夏休み前にサッカーを始めたばかりで、お母さんが応募してくれました。いろいろなことが学べて楽しかったですが、相手が来た時にターンしてよける動きが特に勉強になりました。もっと強いシュートが打てるように、これからも頑張りたいです」
栃木市 小学校3年 男子
「フリードリブルなど、いろいろなドリブルの練習が楽しかったです。インサイドで長く触ってからスピードに乗る動きは試合でも使えそうだと思いました。将来は三笘選手みたいな選手になりたいです」
栃木市 小学校3年 男子
「ためになったことがあったし、楽しかったです。僕はFWなので、インサイドで長めに持ってそこから素早くドリブルする動きは、相手を背負った時や1対1の場面で使えそうなので、これからも練習を続けたいと思います」
野木町 小学校4年 男子の保護者
「少年サッカーの指導をしていて、長男の時から参加しています。中西さんの指導は現代サッカーに精通していて指導もアップデートしているのが印象に残りました。ボールの細かい扱い方や足元の技術、ボールタッチなどを学んでほしいです」
小山市 小学校4年 男子の保護者
「今回、初めて参加しました。中西さんはプロになった選手を教えているだけに立ち姿からきれいだと思いましたし、指導も分かりやすくて子どもも真剣に聞いていると思いました。ゲームだけだと身につかない技術が身につきそうなトレーニングが多かったので、今日教えてもらったことは今後も継続してやってもらいたいと思っています」
小山市 少年サッカーチームの指導者
「毎年参加させていただいています。いつもとは違うコーチたちに教えてもらえて、子どもたちもイキイキやっている印象ですし、違う人から指導を受ける機会はためになるので、少しでも多くを学び今後に活かしてほしいと思います」
