会場に展示されているリトルベビーの写真

会場に展示されているパネル

会場に展示されているリトルベビーの写真 会場に展示されているパネル

 【真岡】17日の「世界早産児デー」に合わせ、県内で活動するリトルベビーサークル「にちにちらんらん」は26日まで、久下田のコミュニティースペース「にのみやニッチ」で写真とパネルの展示会を開いている。

 リトルベビーは体重2500グラム未満の低出生体重児や妊娠37週未満で出産する早産児。「世界早産児デー」は2008年にヨーロッパで制定され、現在は世界に広がっている。

 サークルは昨年9月に代表の小林恵(こばやしめぐみ)さんが立ち上げた。以後、毎月3~5回ほどワークショップやお話会を開くなどしてリトルベビーの家族同士の交流をするほか、県が進めている「リトルベビーハンドブック」の作成にも携わる。

 パネル展示ではリトルベビーについての基礎知識やサークルの活動内容、写真展示では26人のリトルベビーの入院中、退院後、現在の姿の写真を家族のメッセージとともに紹介している。「一緒に成長していこうね」「生まれてきてくれてありがとう」といった言葉が並ぶ。

 小林さんは「多くの人にリトルベビーのことを知ってもらいたい」と来場を呼びかけている。

 午前10時半~午後4時半。23日はリトルベビーマルシェを予定している(午後3時まで)。

 (問)小林さん090・1806・8453。