廃鶏を活用したレトルト食品「薄羽養鶏場のバターチキンカレー」

 益子町塙の鶏卵生産販売「薄羽養鶏場」は18日、卵を産まなくなった廃鶏を使ったレトルト食品「薄羽養鶏場のバターチキンカレー」を発売した。長堤の道の駅ましこを運営する「ましこカンパニー」の加工部門と共同開発した。

 養鶏場代表の薄羽哲哉(うすばてつや)さん(44)は「食を中心にその地ならではの文化や習慣、景観などを関連付けた観光『ガストロノミーツーリズム』の機運が高まっており、その一環として廃鶏に着目した」と開発動機を説明する。