自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンは16日、在籍2年の貝原涼太(かいはらりょうた)(25)と及川一総(おいかわかずさ)(24)、1年の宮崎泰史(みやざきたいし)(23)の今季限りでの退団を発表した。
貝原は今秋の栃木国体でもトラックの選手として活躍、本県の競技別総合優勝の原動力となった。今後は競輪選手を目指して養成学校への入学を目指す。及川は現役を引退。宮崎は他チームに移籍する。
また既にジャパンサイクルリーグ(JCL)が新たに発足させ海外ツアーに参戦する「JCLチーム右京」への移籍が決まっている増田成幸(ますだなりゆき)主将(39)ら4選手と清水裕輔(しみずゆうすけ)監督兼ゼネラルマネジャー(41)はコメントを発表。
清水監督は「ファンのみなさんや所属してくれた選手たちが、チームも私自身も成長させてくれた」、増田主将は「ブリッツェンで貴重な経験と感動をもらったことに感謝の気持ちでいっぱい。これからもチームの発展を祈るとともに、自分自身も信じる道に全力を尽くしていく」とした。