矢板市と塩谷町は10日、それぞれ矢板署、被害者支援センターとちぎと「犯罪被害者等支援の連携協力に関する協定」を締結した。安心して暮らせる地域社会の実現を目指す。
両市町は見舞金の支給などを盛り込んだ「犯罪被害者等支援条例」を10月1日に施行。関係機関の連携を強めようと、協定を結ぶことになった。
市役所での締結式に横塚順一(よこつかじゅんいち)副市長、見形和久(みかたかずひさ)町長、吉川宗宣(よしかわひろのり)署長、同センターの水沼富美男(みずぬまふみお)理事長が出席。協定書を取り交わした。
横塚副市長は「強力なネットワーク構築につながることを期待」、見形町長は「安全安心な暮らしが大切」とあいさつした。
吉川署長は「犯罪抑止対策にもしっかり取り組む」、水沼理事長は「協定の締結ができ、大変心強い」と話していた。