「牛のうんち」で森林破壊を止めよう-。地球環境問題に取り組む佐野市のNPO法人「エコロジーオンライン(EOL)」は、支援を続けているアフリカ・マダガスカルで、バイオガス装置の普及に取り組んでいる。牛のふんを発酵させたメタンガスを生活に用い、木炭やまきの使用量を減らす。新型コロナウイルス禍で活動が足踏みする中、国際協力機構(JICA)の現地海外協力隊員とタッグを組み、草の根の「持続可能な開発目標(SDGs)」を実践する。
EOLなどによると、マダガスカルでは森林消失が急激に進む。焼き畑農業や、調理用の木炭、まき生産のための森林伐採が大きな要因とされる。炊事中の一酸化炭素中毒で子どもの死亡も相次いでいるという。
残り:約 570文字/全文:888文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く