「第9」の練習をする地元住民ら

「第9」の練習をする地元住民ら

「第9」の練習をする地元住民ら 「第9」の練習をする地元住民ら

 【大田原・那須塩原・那須】第3回那須クラシック音楽祭が11月27日までの週末、那須地域の各所で開かれている。今年は初めて、地元住民らがベートーベンの「交響曲第9番」を披露する。

 地元のクラシック愛好家とプロの音楽家らでつくる実行委員会が主催。同13日を除く毎週日曜日、大田原、那須塩原、那須の2市1町の5会場でさまざまなコンサートを開催している。

 初の試みとなる「第9」は、最終日の同27日に那須町文化センターで披露される。出演するのは、町民を中心とした合唱団とアマチュア・プロ混成のオーケストラ。本番に向けて練習を重ねており、実行委の矢野晴子(やのはるこ)代表(58)は「一音一音丁寧に歌い上げ、全員でベートーベンの世界観をつくり上げたい」と意気込む。

 チケットは、那須町高久乙の「道の駅那須高原友愛の森」や同町高久丙の「カフェ&ギャラリーBUZZ」などで販売している。スケジュールの詳細は那須クラシック音楽祭のホームページで。(問)実行委0287・76・7268。