【小山】市は電力・ガスなどの価格高騰で影響を受けている市民の生活支援として、水道料金の減免や小中義務教育学校給食費の保護者負担の軽減などを行う方針を26日までに固めた。また新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されるインフルエンザの予防接種費を補助する考え。
31日に開く臨時市議会に補正予算案を提出する。
案によると、水道料金は12月と来年1月の2カ月分の基本料金を免除する。基本料金は一般家庭用が2カ月で1936円。
学校給食費は小学生が1人当たり月400円、中学生は同500円を年度内の5カ月分について補助する。市は本年度、食材費高騰などによる給食費の値上げを避けるための保護者負担軽減事業を行っているが、追加して家計の負担軽減を図る。
予防接種費補助は同時流行の予防と医療体制の確保が狙い。生後6カ月から中学生までと妊婦を対象に、1回当たり2千円を補助する。