自転車ロードレースのジャパンサイクルリーグ(JCL)第10戦「那須塩原クリテリウム」は23日、那須塩原駅西口駅前通り特設コース(1周1.8キロ×25周=45キロ)で行われ、宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)がゴールスプリントの末、1時間2分40秒で2位に入った。那須ブラーゼンは西尾勇人(にしおはやと)が先頭集団でフィニッシュし、5位だった。
コースは180度コーナーが3カ所あるテクニカルなコース。前日の落車の影響で県勢2チームとも4人と、フルメンバーの6人に満たない中でのレースとなった。
序盤から細かなアタックが繰り返される展開で、15周目にチーム右京の選手のアタックで8人の逃げ集団が形成された。ブリッツェンは小野寺と阿部嵩之(あべたかゆき)、ブラーゼンは西尾勇を送り込んだ。22周目で集団は一つになり、13人の勝負に。小野寺のスプリントはレイモンド・クレダー(チーム右京)にわずかに及ばなかった。
次戦は29日午前10時20分から、山口県の長門市白潟地区特設コースで山口ながとクリテリウムを行う。
■「増田の分も」と一丸
限られた戦力で、地元の赤いジャージーがチーム力を発揮した。今季県内最終戦は宇都宮ブリッツェンのスプリンター小野寺玲(おのでられい)が2年連続の2位。本人はゴールスプリントに敗れて悔しそうだが、清水裕輔(しみずゆうすけ)監督は「この状況で接戦に持ち込めたことを評価したい」と強調した。
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