イチゴをかたどった天明鋳物のメダル(左)と風鈴

 【佐野】市は、市内で開催される「いちご一会とちぎ国体」のラグビーとバレーボールの優勝、準優勝各チームに天明鋳物の特製メダルを贈ることを決めた。イチゴ柄の天明鋳物風鈴も作り、選手・監督全員に記念品として配る。金子裕(かねこゆたか)市長が30日の定例記者会見で明らかにした。

 ラグビーは2~6日、バレーボールは7~10日に行われる。市国体推進課によると、市を訪れた選手や監督にいい思い出を持ち帰ってもらいたいと、市の伝統工芸である天明鋳物の記念品を考案した。

 各部門の優勝、準優勝チームの選手・監督に贈るメダルは縦約8センチ、横約7センチ。市がスカイベリーの産地であることなどからイチゴの形をデザインした。

 イチゴ柄風鈴は縦横とも約4センチ。担当者は「毎夏飾ることで、暑いまち佐野を思い出してほしい。再び訪れてくれるきっかけになれば」と話す。