秋の交通安全県民総ぐるみ運動

 【さくら】さくら署は26日、秋の交通安全県民総ぐるみ運動期間中の交通安全広報活動を氏家のヨークベニマル氏家店駐車場で行った。トヨタ自動車の「レクサス」パトカーや白バイなどを展示し、子どもや高齢者の交通事故防止を呼びかけた。

 この日は署や県警交通機動隊、さくら地区交通安全協会、同安全運転管理者協議会などから約30人が参加した。小川康博(おがわやすひろ)署長は「管内の交通事故死亡者数は3人で、昨年よりも2人多い。うち2人が65歳以上」と説明。「事故防止に一丸となり取り組んでいきたい」と話した。

 参加者は、運転マナーアップの啓発チラシやウエットティッシュを買い物客らに配布。パトカーや白バイの前では、親子連れが記念撮影する姿も見られた。

 3歳の息子と訪れた高根沢町花岡、パート小堀悠(こぼりゆう)さん(27)は「子どもは赤色灯が光るパトカーを見て以来、興味を持っているようです。これを機会に、興味の先にある交通安全を教えることが親の務めかもしれません」と話していた。