【野木】町は25日、かつて町内で作られたれんがを使った石窯でピザを作る体験イベントを町交流センター「野木ホフマン館」で開き、親子連れら11人が参加した。
2017年から開催しており、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなった。町のボランティア団体「石窯研究会ひまわり」のメンバーが講師を務めた。
参加者たちは生地をこね、約30分間発酵させた後、トマトやピーマンなどの具材を思い思いにトッピングした。同館に常設されている石窯に入れ、約400度で1分半ほど焼き、出来上がった熱々のピザを頬張った。
野木小3年玉地治樹(たまちなおき)君(8)は「力強くこねるのは大変だったが、自分で作ったピザは格別においしかった」と満足そうに話した。
ひまわり代表の伏木勝雄(ふせぎかつお)さん(78)は「石窯を通して多くの人と触れ合うのは楽しい。子どもたちの良い経験になればうれしい」と話していた。