わずかに及ばず2位となったブリッツェンの増田(左)=北海道共和町(チーム提供)

 自転車ロードレースの国際ステージレース「第36回ツール・ド・北海道」は9日、札幌市から共和町までの171キロで第1ステージを行い、宇都宮ブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)が県勢最高の2位に入った。

 アップダウンの激しいコース。ブリッツェン勢は序盤から前方でレースを展開し増田、小野寺玲(おのでられい)ら18人が先頭集団を形成。

 増田は中盤過ぎに仕掛けたが追走を受け9人の集団で終盤へ。優勝争いは残り15キロ付近の上りでアタックした3人に絞られ、残り1キロを切ってからスプリント力で勝るブリヂストンの選手に先行を許しわずかに及ばなかった。

 那須ブラーゼン勢は谷順成(たにじゅんせい)の9位が最高だった。