下野新聞社杯第53回県学童軟式野球大会(県野球連盟、下野新聞社主催)最終日は4日、宇都宮市の清原球場で決勝を行い、石橋クラブ(下野)が5-0で野木ETクラブ(野木)を下し初優勝、県大会3冠を果たすとともに出場124チームの頂点に立った。

 石橋クラブは初回、2四死球と工藤颯姫(くどうさつき)の内野安打で1点を先制。三回には中野颯希(なかのはるき)の中越え本塁打で2点を加え試合の主導権を握った。また先発した中野はピッチングも好調。野木ETクラブ打線に3安打を許したが二塁を踏ませず、73球で完封した。

 閉会式は中島宏(なかじまひろし)県野球連盟会長から石橋クラブの吉田想空(よしだそう)主将らに優勝旗や下野新聞社杯が手渡され、両ナインの首には金メダルと銀メダルが掛けられた。石橋クラブを先頭にダイヤモンドを1周し、8月20日から延べ8日間の熱戦にピリオドが打たれた。

 


【電子号外】石橋初優勝 下野新聞社杯県学童野球(9月4日)