2回無失点の好投でチームの本拠地13連勝に貢献し、お立ち台に立った入江(中央)=17日の巨人戦

 横浜DeNA・入江大生(いりえたいせい)が“奮投中”だ。6月末から8月中旬にかけ、中継ぎとして15試合連続無失点。首位ヤクルトを猛追するチームを支えている。好調な右腕が下野新聞の取材に応じ、直近の投球内容について振り返った。一問一答は次の通り。

 -いよいよDeNAは首位ヤクルトに迫ってきました。すごい猛追です。

 「やばいです。本当にやばいです」

 -入江投手自身も15試合連続無失点を達成しました。好調の要因は。

 「コーナーに集めなくても強い球をストライクゾーンに投げられています。カウントが不利になる方が嫌なので。多少甘くても強い球を投げ、それで投手有利のカウントに増えています。それによって打ち損じや空振りにつながっている。大きいのは気持ちの変化。今季の序盤は自分の球に自信がなくて、コーナーに投げないと打たれるイメージがあった。でも登板が増えてくるにつれ、強い球を投げ切れればファウルになることが分かってきました。そうやってストライクを先行できていることが大きいです」