福田亮警部

 記者 福田警部、今後増加が懸念される手口はありますか。

 福田警部 還付金詐欺です。市役所職員らを名乗って税金や保険料の還付があるとうその電話をかけ、受給の手続きだと装って被害者に現金自動預払機(ATM)を操作させて金を口座に振り込ませる手口です。

  なぜ増える可能性があるのですか。

  被害者から現金などを受け取る「受け子」の摘発が続き、犯人グループが受け子の確保に苦労しているためです。おれおれ詐欺などの対面型の手口に比べて、電話で指示するだけなので受け子が必要なく、摘発リスクも小さいのです。

  実際に増えているのですか。

  昨年の全国の認知件数は前年比121・8%増の4001件と手口別で最多でした。本県の被害は3件でしたが、今年は1月だけで既に2件が発生しています。年度末には還付金をかたる不審な電話が増えることから注意が必要です。