解禁日を迎え、おとりアユ販売店には遊漁者が次々と訪れた=1日午前5時20分、大田原市黒羽田町

 1日に解禁された那珂川のアユ釣り。その経済波及効果は年間約13億円に上ることが、県水産試験場が同日までにまとめた初のアンケートで分かった。同試験場は、地域資源としてのアユの役割に改めて目を向け、遊漁者増に向けた地域の機運を高めるデータとして役立てたいとしている。

 アンケートは昨年のアユ釣り解禁期間(6月1日~11月10日)、県那珂川漁協連合会管内の大田原、那須烏山など10市町で実施した。同漁協連合会と那珂川あゆ街道推進協議会の協力を得て、遊漁者2500人に消費動向を尋ねる調査票を配布。516人から有効回答を得た。

 アユ釣り1回の消費額は、仕掛けやおとりアユなどで平均計6095円。その6割が沿川市町で支払われていた。