【佐野】国の重要文化財「菜蟲譜(さいちゅうふ)」の原本が特別展示される市吉澤記念美術館の収蔵企画展「ひそやかな別天地-伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)菜蟲譜と江戸から近代の『絵の本』-」が26日、葛生東1丁目の同館で始まる。注目度の高い菜蟲譜は6月2~24日限定だが、期間中は横山大観(よこやまたいかん)や葛飾北斎(かつしかほくさい)など同館初公開の作品も数多く展示。同館の末武(すえたけ)さとみ学芸員は「珍しい作品も展示します。そっと開くと広がるひそやかな別天地を楽しんでほしい」と話している。
企画展は「本物の出会い 栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」の一環。今回は鑑賞時に一定の距離が必要な大型作品ではなく、作品を間近に体感できる「本」の体裁をとる絵画約40点を展示した。
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