新聞記事に親しむ活動の一つに新聞スクラップがあります。まずは子どもたちに、数日分の新聞から興味(きょうみ)、関心を持った記事を見つけさせ、切り抜かせます。それをスクラップノートなどに貼(は)り、余白(よはく)に(1)新聞名と発行日(2)記事の要約(ようやく)(3)自分の意見や感想(かんそう)−を書かせます。
書くことで「記事が最(もっと)も伝えたいことは何か」に注意して読むようになります。「被災地支援(ひさいちしえん)」や「動物愛護(あいご)」「自然環境(かんきょう)」などテーマを決め継続(けいぞく)して取り組めば、読む力、考える力が一層(いっそう)付いてくるでしょう。
日本新聞協会は、ハッピーな気持ちにしてくれた記事を対象(たいしょう)に「HAPPY NEWS(ハッピー・ニュース)2011」を募集(ぼしゅう)しています。これも一つのテーマ設定(せってい)で、昨年度は県内から、宇都宮(うつのみや)市古里中(ふるさとちゅう)が「100件を超える応募」で特別賞に輝きました。
応募は、今年3月1日以降の新聞を読んでハッピーな気持ちになった記事の切り抜きと、その理由を400字以内で書き、9月30日(第1回締切(しめきり))までに郵便番号100=8543、東京都千代田区内幸町2の2の1、日本新聞協会「HAPPY NEWS」係あてに送ってください。詳(くわ)しくは同協会ホームページ、または電話03・3591・4637。