新聞の中からマンガを見つけ、題名(だいめい)を付けたり、セリフを考えたりする学習を紹介(しょうかい)します。
ほとんどの新聞には4コマあるいは3コママンガが掲載(けいさい)されています。下野新聞には毎日社会面に「あんずちゃん」という4コママンガが載(の)っていますのでぜひ教材(きょうざい)として活用してください。
題名(だいめい)を付ける学習では、まずマンガを切り抜き、用紙にコピーします。子どもたちに読ませて自由に題名を考えさせ、余白(よはく)に書かせます。教室で実施(じっし)する場合は同じマンガで一斉(いっせい)に考えさせ、終わったらお互いに発表し合うと面白(おもしろ)いと思います。時間が取れるなら、2、3本用意(ようい)するといいでしょう。
セリフを考える学習も、まずマンガを用紙にコピーします。次に4コマのうち、1コマのセリフを紙で覆(おお)ったり、修正液を付けたりして隠(かく)し、子どもたちにセリフを考えさせます。
どのセリフを隠すかは、どういう言葉を導(みちび)き出せそうか、何を導き出したら面白いかを、指導者(しどうしゃ)が考えて決めて下さい。
終わったら一人一人が発表しましょう。「よくそういうセリフを考えられたね」。「ちょっと話の流れと違(ちが)うね」。いろいろ批評(ひひょう)し合えば、さらに学習効果(こうか)が上がります。
(小学校・中高学年向け)