大嘗祭の斎田は高根沢

 宮内庁は18日、11月に行われる天皇陛下の皇位継承に伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」で使うコメを栽培している栃木県の「悠紀田(ゆきでん)」と京都府の「主基田(すきでん)」の所在地や耕作者を発表した。それぞれの田の稲を刈り取る「斎田抜穂(さいでんぬきほ)の儀」の日程は今後決める。

 宮内庁によると、悠紀田の所在地は栃木県高根沢町大谷下原145、大田主(おおたぬし)と呼ばれる耕作者は石塚毅男(いしつか・たけお)さん(55)=同町大谷。面積は1227平方メートルで、銘柄は「とちぎの星」。主基田は京都府南丹市八木町氷所新東畑3、大田主は中川久夫(なかがわ・ひさお)さん(75)=同市八木町氷所川西。2695平方メートルで、銘柄は「キヌヒカリ」になる。

 コメの産地は、全国を新潟、長野、静岡の各県を境に、3県を含めた東側の悠紀地方と、西側の主基地方から一カ所ずつ選ばれることになっており、5月の「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」で栃木県と京都府に決まった。

福田富一(ふくだとみかず)知事の話 大田主の大役に選ばれた石塚毅男さんは高度な知識と技術を持ち、若手農業者のリーダー的存在として活躍している。令和の時代の本県農業を今後とも支えていってもらいたい。石塚さんが丹精込めて栽培した栃木のコメをお納めできるよう、農業団体などとの連携に万全を期していきたい。

【電子号外】大嘗祭の斎田は高根沢(9月18日)