第101回全国高校野球選手権栃木大会最終日は28日、清原球場で決勝を行い、作新学院が6-2で文星芸大付属を下し、9年連続18度目の優勝を飾るとともに15度目の夏の甲子園出場を決めた。

 決勝で両校が対戦するのは1995年以来24年ぶり。作新は準決勝に続いて主戦林勇成(はやしゆうせい)、文星付は背番号11の佐藤駿多(さとうしゅんた)が先発登板した。

 作新は序盤から機動力を絡めた攻撃で着実に得点を重ねた。初回は死球で出塁した1番横山陽樹(よこやまはるき)が二盗を決め、相手捕手の悪送球の間に一気に生還。二回は林勇の適時打、三回は大河内陸斗(おおこうちりくと)の2点適時二塁打、五回は石井巧(いしいたくみ)の適時打、八回は福田真夢(ふくだまなむ)の適時三塁打で追加点を挙げた。林勇は6回1/3を1失点と好投し、背番号10の三宅悠弥(みやけゆうや)が2回2/3を1失点で抑えた。

 12年ぶりの王座奪還を狙った文星付は五回に滝田海斗(たきたかいと)の右前適時打で1点を返し、八回は村山憲紀(むらやまけんき)がソロ本塁打を放ったが反撃もそこまで。作新を上回る9安打を放ちながら11残塁と打線のつながりを欠いた。

 作新は夏の県大会の連勝を53に伸ばし、優勝回数と甲子園出場回数の県記録を更新した。全国選手権は8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選は同3日に行われる。

練習はうそをつかない

 作新・小針崇宏(こばりたかひろ)監督の話 この1年間は長かった。秋、春と悔しい思いをしてきたが、選手は厳しい練習によく付いてきてくれた。苦労してきた3年生が「練習はうそをつかない」ことを体現し、躍動してくれたことがうれしい。
 


【号外】王者作新9連覇=表面(2019年7月28日)
【号外】王者作新9連覇=裏面(2019年7月28日)