雨脚が強まりビニールシートで覆われたグラウンド=県営

 第101回全国高校野球選手権栃木大会第3日は14日、県営、清原、栃木市営の3球場で1回戦8試合を行う予定だったが、雨天のため15日に順延となった。会場と開始予定時間に変更はない。16日以降の日程も1日ずつずれ、19日の予備日を挟んで20日以降は組み合わせ通りに実施する。

 午前6時時点では実施予定だったが、次第に雨脚が強まったため県営と栃木市営が試合開始30分前の同8時半ごろ、清原は同9時ごろに順延が決まった。県高野連の藤田光明(ふじたみつあき)理事長は「想定より降ってしまった。(実施と順延)どちらもありえる天候で判断が難しかった」と説明した。

 第1試合に登場予定だった各チーム関係者の表情はさまざま。足利南の谷昌範(たにまさのり)監督は「『順延したことで積み重ねられるものがある。プラスにするように』と選手に伝える。恵みの雨と思いたい」と前向き。栃木の入江登生(いりえとうい)主将は「試合をやるつもりで気持ちが入っていたので残念」と苦笑いだった。

 球場で開場を待つ観客にとっても涙雨となった。栃木OBで母校を応援に栃木市営球場へ来た埼玉県草加市中根、会社員田中照郎(たなかてるお)さん(39)は「中止は残念だけど雨の中で試合をやったら負けた方が気の毒」と選手を思いやった。

大会メモ(13日)

 【大会タイ記録】▽先発全員安打=鹿沼=124度目、対小山高専1回戦▽先発全員奪三振=佐藤雄大(宇東)=22度目、対那須拓陽1回戦