町内産材などを使って全面改装され、真新しい「もてぎ暮らし館」の室内

町内産材なども使って全面改装され、真新しい「もてぎ暮らし館」

町内産材などを使って全面改装され、真新しい「もてぎ暮らし館」の室内 町内産材なども使って全面改装され、真新しい「もてぎ暮らし館」

 【茂木】移住促進と人口増を課題としている町は、町での生活を体験できる「町おためし住宅 もてぎ暮らし館」1棟を町中心部に開設、7月から運用を始める。町への移住を考えている人など向けに、茂木暮らしを実体験してもらう。6月定例町議会に設置条例案を提出する。

 町は移住定住イベント等に参加したり会員制交流サイト(SNS)で発信力を強化したりするなど、町のPRに努めている。移住促進につなげるために、町に短期間滞在してもらい、移住後の生活をイメージしてもらう必要があると考えた。

 「おためし住宅」は、茂木のふみの森もてぎ南側の町中心部にあり、昨年度約960万円をかけ、町に2017年に寄付された01年建築の民家の内外装を全面改修した。6月定例町議会で設置条例案が可決されれば、7月からをめどに利用を始める。

 延べ床面積は約54平方メートル。リビングダイニングキッチン、寝室、風呂、トイレがあり、利用開始までに冷蔵庫、テレビ、座卓など備品類も入れ、寝具を持ち込めばすぐに暮らせるようにする。

 対象者は移住や2地域居住を検討する人や、地域活性化を推進する活動に携わる人などで、観光目的の利用はできない。利用者には、事前アンケートや利用した感想などリポートの提出を求めることにしている。

 利用期間は原則として1日以上、1カ月以内とする。利用料金は1泊2千円、最長1カ月(30泊)3万円など。初年度は50組の利用を見込む。町公式SNSや道の駅もてぎなどでの広報活動を通じて利用者を募集する。

 町企画課の堀江順一(ほりえじゅんいち)課長補佐は「滞在で町の魅力をより深く知ってもらいたい」と話している。(問)同課0285・63・5619。