登録決定の翌朝、小山市役所前に掲げられた看板。市も積極的にPRに乗り出した

 「登録されたことをどう受け止めますか」「今後の結城紬(つむぎ)について考えていることは」

 「結城紬」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録された2010年11月16日、県内生産者で組織する「県本場結城紬織物協同組合」の理事長だった柿木(かきのき)肇(はじめ)さん(65)=小山市中島=は新聞社やテレビ局からの取材対応に追われた。自宅の電話は朝から夕方まで鳴りっぱなし。茨城県結城市の担当者に「方々から問い合わせがあるかも」と聞いていたものの、想像以上だった。

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 無形文化遺産とは、ユネスコが登録し保護する各国の祭礼行事、伝統的な芸能や工芸技術などで、結城紬は本県で初の登録になる。