クビアカツヤカミキリの食害を受けた桜。満開の時季も枝が目立った=4月上旬、佐野市嘉多山町

 栃木県民を楽しませてきた桜の季節が終わりゆく中、戦後の復興期に多く植えられたソメイヨシノは60~80年とされる寿命が近づき、特定外来生物クビアカツヤカミキリの食害が深刻化している。老木化して樹皮の溝が増えると、卵を産み付けやすくなるためだ。景色が様変わりした名所もあり、自治体や管理者は保護や防除に追われている。