報道陣に公開された蒸気発生器=27日午後、神戸市

 関西電力は27日、神戸市の三菱重工業の工場で、高浜原発3号機(福井県高浜町)で近く交換予定の新たな蒸気発生器を報道陣に公開した。同機での交換は1985年の運転開始後初。関電としても97年の大飯原発2号機(福井県おおい町)で交換以来。

 蒸気発生器は、原子炉で発生した高温の熱を利用して発電機のタービンを回す蒸気を発生させる設備。過去の定期検査で伝熱管の損傷が確認されていた。三菱重工によると、公開されたのは全長約21メートル、質量約340トン。伝熱管が地震の揺れで動かないよう、一部部品を改良するなどしたという。今年1月ごろ出荷前の性能試験を終えた。