感謝状を贈られた長山さん(左から3人目)

 【那須塩原】県警の「思いやり110番」を実践したとして那須塩原署はこのほど、石林、会社員長山大介(ながやまだいすけ)さん(33)に感謝状を贈った。

 長山さんは2月16日午後9時40分ごろ、あたご町の市道を車で走行中、道端に白っぽいものを発見。1度通り過ぎたが、「人だったらどうしよう」と心配になって戻ったところ、白いパジャマ姿でスリッパを履いた90代女性が歩いていたという。女性に声をかけた後に110番し、警察官が到着するまで見守るなどして交通事故を未然に防いだ。

 同署によると、女性は自宅から行方不明になり、家族が捜していたという。

 長山さんは「女性に何事もなくて良かった。感謝状を頂けて大変光栄」とほっとした様子で話し、平山信行(ひらやまのぶゆき)署長は「寒さや事故で命が失われる危険性もあった。勇気ある行動に感謝したい」とたたえた。