東京電力福島第1原発事故から15年となるのを前に、原子力規制委員会の山中伸介委員長が10日までに報道各社のインタビューに応じ「廃炉を成し遂げ、元の姿に戻して福島の方々にお返しするのが私の務めだ」と語った。
政府と東電は、2051年までに福島第1原発の廃炉を完了する目標を掲げている。山中委員長は「掲げた以上は貫徹する意思と手法を示してほしい」と強調。今後の廃炉作業の進め方に関しては「住民と対話し、議論をスタートする時期が来ている」と述べた。
原発事故で溶け落ちた溶融核燃料(デブリ)は1~3号機に計880トンあると推計される。最難関とされる本格的な取り出し開始は、当初計画の30年代初頭から、37年度以降にずれ込んでいる。
デブリはこれまでに2号機の原子炉格納容器から試験的に2回採取されたが、量は計1グラムにも満たない。東電が今秋以降に計画するロボットアームを使った3回目の試験採取については「大規模取り出しの工法決定にもつながる」と期待を寄せた。
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