北海道神恵内村長選で7選を確実にした高橋昌幸氏=22日午後、北海道神恵内村

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、第1段階の文献調査を終えた北海道神恵内村で22日、任期満了に伴う村長選が投開票され、いずれも無所属で、第2段階の概要調査への移行を推進する現職高橋昌幸氏(75)が新人2人との争いを制し、7選を確実にした。

 村長選では概要調査に反対する自営業井田和夫氏(73)、条件付きで賛成する会社員岸伸一氏(46)が立候補していたが及ばなかった。当日有権者数は634人、投票率は87・85%。

 神恵内村は2020年に文献調査を受け入れ、22年の前回村長選では、高橋氏が調査に反対する新人を破っていた。

 同様に文献調査が行われた寿都町でも昨年10月の町長選で、調査推進派の現職片岡春雄氏が反対派新人を破って当選。

 鈴木直道知事は、核のごみ持ち込みを拒む北海道の「核抜き条例」を根拠に反対の姿勢を貫いている。移行には知事と首長の同意が必要で、知事が反対すれば候補地から外れる。