上空に強い寒気が流れ込んだ影響で7日夜から衆院選投開票日の8日昼ごろにかけ、県内各地で降雪があった。各市町選挙管理委員会は投票所へのスコップ配布や交流サイト(SNS)での注意喚起など対応に追われた。転倒により1人が救急搬送されたほか、サッカーJ3栃木SCの試合中止などの影響もあった。
宇都宮市選管によると、投開票日の降雪は把握する限り初めて。同市昭和小の投票所では投票開始からの1時間に訪れた有権者は従来の半数以下という。
投票所に足を運んだ同市下戸祭2丁目、会社員鈴木安希子(すずきあきこ)さん(60)は「今回は投票すれば少しでも生活しやすくなる気がしたので来ました」と話した。
宇都宮地方気象台によると、8日午前11時までの24時間降雪量は奥日光28センチを観測。宇都宮は同8時に15センチの積雪を記録した。県内9地点で最高気温が氷点下となる真冬日となった。
JR東日本によると、積雪の影響とみられるポイントの不具合が宇都宮駅構内で発生。宇都宮線は午前4時35分頃から上り1本に33分、烏山線は上下線4本が最大47分、日光線は上下線4本が最大55分遅れた。
宇都宮市では80代男性が庭の除雪中に転倒し救急搬送された。小山市では午前6時50分ごろから停電が発生し、最大で約1570世帯に影響。約6時間20分後に復旧した。足利市の2カ所で道路の通行止めが生じた。
宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎでの栃木SC対J2八戸戦は中止となった。代替日を決定次第発表する。公共交通機関が乱れた影響で小山高専は入試の開始時間を50分繰り下げて実施した。開始時間に間に合わなかった受験生には15日に追試を行う。
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