県伝統工芸士に認定された(右から)榎田さん、若菜さん、阿部さん=県庁昭和館

 栃木県は1日までに、県庁昭和館で2025年度の県伝統工芸士の認定式を行った。本年度は益子焼と益子草木染で新たに3人が選ばれた。一方で廃業や死亡などにより10人が認定解除となり、認定者は計168人となった。

 本県で育まれた伝統工芸品の継承などを目指し、県は04年度から、高度な技術を持つ製造者を伝統工芸士として認定している。

 新たに認定されたのは、益子焼の榎田若葉(えのきだわかば)さんと阿部智也(あべともや)さん、益子草木染の若菜野乃花(わかなののか)さんの3人。鱒渕繁義(ますぶちしげよし)県産業労働観光部長から認定証が手渡された。

 東京都内から本県に移住し、陶芸を始めて15年になる阿部さんは取材に「益子焼の発展に寄与できるよう引き続き頑張りたい」と話した。

 また本年度は伝統工芸品の新規指定はなかった。2品目が解除され、指定は計56品目68件となった。