【電子号外】作新8強逃す 投手戦、好機に一打出ず 全国高校野球

 第97回全国高校野球選手権大会は15日、甲子園球場で3回戦4試合を行い、5年連続11度目出場の作新は福岡代表の九州国際大付と対戦、0−2で敗れ、3年ぶりのベスト8入りを逃した。

 ◆ 1打席詳報

 打撃力が自慢の両チーム。だが、試合は戦前の予想を覆して投手戦となった。作新は先発の主戦・倉井勇輔(くらい・ゆうすけ)が力のある速球と落ちる変化球を巧みに使い、五回まで2安打無失点に抑える好投を見せた。

 試合が動いたのは六回。倉井は2死から相手の主砲山本武白志(やまもと・むさし)に高めの直球を捉えられ、先制を許す本塁打を浴びた。

 一方、打線は九州国際大付の左腕・富山凌雅(とみやま・りょうが)の伸びのある直球と切れのいい変化球に苦戦した。二、三回のチャンスはいずれも併殺。五、六回は無死から走者を出したが、ヒットエンドランが失敗に終わり、好機をつぶした。

 打ってつなぐ作新のスタイルが出せなかったことについて小針崇宏(こばり・たかひろ)監督は「序盤に流れをつくれなかった。選手のバッティングを信じ、送らずに打って行くのが作新の持ち味だが、それ以上に相手投手が良かった」と話した。