東京電力ホールディングスの小早川智明社長は23日、柏崎刈羽原発の原子炉停止に関し「原因究明し、安全に再開できるような状態づくりを優先したい」と述べた。原発が立地する新潟県柏崎市と刈羽村を訪問後、記者団の取材に応じた。再稼働など今後の見通しは「申し上げられる段階ではない」とし「不安に思う皆さまの気持ちを心の真ん中に置いて、対応を心がけたい」とも話した。
小早川氏はこの日、年始のあいさつのため役員とともに、両市村の首長とそれぞれ会談した。柏崎市の桜井雅浩市長には「地域の皆さまが不安に感じないよう丁寧に状況を説明したい」などと説明。桜井氏は「安全な再稼働を求めるだけだ。(停止は)正しい判断だったと思う」と応じた。刈羽村の品田宏夫村長は「着実に歩みを進めてもらいたい」と述べた。
21日に再稼働した同原発6号機では、22日午前0時半ごろに燃料の核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く作業中、異常を知らせる警報が鳴り、東電は作業を中断した。
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