河川の氾濫(はんらん)防止のため整備が進められている宇都宮市の地下河川「越戸川バイパス」で16日、市は峰4丁目の工事現場を初めて一般公開し、事業説明会「統合治水オープンハウス」を開いた。工事完了後には入ることができない地下空間で、参加者は都市冠水を防ぐ取り組みへの理解を深めた。
薄暗い地下河川を見学する児童たち=16日午前10時、宇都宮市峰4丁目
地下河川は、豪雨などによる増水時に川の水を流入させて氾濫を防ぐ。バイパスは高さ3メートル、幅6メートル。同所から石井町まで約1・6キロを予定し、2011年度に着工した。現在は約8割が完了し、30年度の供用開始を目指す。
この日は午前に峰小の3年生約90人が見学。地上から階段を下りた先に広がる地下空間に、「すごい」「大きい」など驚きの声を上げた。児童は市職員から治水の説明を受け、壁面に絵を描いたり、「地下トンネル探検」を楽しんだりした。
吉岡縁(よしおかゆかり)さん(9)は「地面の下にこんなに広い空間があるとは思わなかった。大人になっても忘れないと思う」と目を輝かせていた。
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