東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故から15年となる3月を前に、下野新聞の取材班は8日、福島民報社の協力で福島県内の除染で出た土壌などを一時保管している同県大熊町、双葉町の中間貯蔵施設を訪れた。原発を囲む広大な敷地には大型トラック約200万台分の除染土。その場所には原発事故で先祖代々暮らした土地を追われ、帰還がかなわぬまま離れた住民らの営みがあった。国は2045年までに県外への搬出を約束するが、放射性物質の行き先の難しさを改めて考えた。
中間貯蔵施設を見渡せる高台で記者(右手前)に説明する環境省職員。奥には福島第1原発も見える=8日午後1時50分、福島県大熊町、広瀬華撮影
遠く先まで続く広大な更地。枯れた芝の上を冷たい海風が伝っていく。「今、私たちは高さ15メートルの除去土壌の上に立っています」。環境省福島地方環境事務所の伊藤祐暉(いとうゆうき)係長が説明してくれた。足元に放射性物質がある実感はまるでない。
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