立憲民主党は、原発のリプレース(建て替え)の是非について党内議論を始める方針だ。現実的な「中道路線」を推進する一環で、公明党との連携を見据えた動きだ。2020年の結党大会で定めた党綱領の「原発ゼロ社会の実現」との整合性が課題となり、党内の反発を招く可能性がある。
口火を切ったのは、旧立民創設者の枝野幸男元代表だ。20日の講演で「古い原子炉を廃炉にしてリプレースし、最新鋭にした方が安全性は高まる」と主張した。泉健太前代表も同日、自身のX(旧ツイッター)で「再生エネルギーの進捗度合いによって原発は今後も必要。建て替えで安全性を向上させるのは当然だ」と呼応した。
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