環境に優しい未来の店舗をイメージしたレゴ作品=宇都宮市

 栃木トヨタ自動車(宇都宮市横田新町、新井孝則(あらいたかのり)社長)の不動前店(宇都宮市不動前4丁目)で22日までに、環境に優しい未来の店舗をイメージしたレゴブロックの作品がお披露目された。県内の小学生親子が同店をベースにアイデアを出し、東京大レゴ部の学生が制作した。作品は同店内で27日まで展示している。

 同社と下野新聞社が、脱炭素について親子で学ぶイベントを7月に開催し、参加者が不動前店の模型を使って環境に優しい店舗デザインを考えた。その後、アイデアを集約し、ハイレベルな作品で知られる東大レゴ部に制作を依頼した。

 完成した店舗作品は幅77センチ、奥行き51センチ、高さ21センチ。屋根の上に風力発電の設備があるなど、子どもたちの自由な発想が生かされている。宇賀神裕紀(うがじんひろのり)店長は「環境について親子で考える良い機会になったと思う。想像が形になり、夢が広がった」と話している。