自民党の逢沢一郎衆院議員=岡山1区、当選13回=が代表を務める選挙区支部が2023年、いずれも岡山市内のスナック2店に2件計6万4千円を政治資金から支出していたことが22日、政治資金収支報告書で分かった。
逢沢氏の事務所によると、23年10月の支出1万4千円は、スナックで開催された異業種交流会に逢沢氏本人と妻が参加した際の会費。同9月の支出5万円は、支部職員や後援者による懇親会の費用で、事務所は「円滑な情報交換の場となるよう該当の店で設けた」としている。逢沢氏は同席しなかったという。
自民党岡山県第1選挙区支部の収支報告書によると、いずれも組織活動費として支出された。
逢沢氏は1986年に初当選し、外務副大臣などを歴任。高市早苗首相が選出された今年の自民総裁選では選挙管理委員長を務めた。
スナックやキャバクラへの支出は自民の上野賢一郎厚生労働相や、日本維新の会の奥下剛光衆院議員の資金管理団体でも判明している。
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