宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、日本版衛星利用測位システム(GPS)を構成する「みちびき5号機」を搭載したH3ロケット8号機を、鹿児島県の種子島宇宙センターの組立棟から約400メートル離れた発射地点に移動させた。打ち上げは22日午前10時51分。当初は17日の打ち上げ予定だったが、直前に地上設備の異常が分かり延期されていた。
問題の設備はロケットのエンジンから噴出する高温ガスに水をかけて冷やすもので、水の流量が足りていなかった。
調査の結果、水を押し出す窒素ガスが通る弁を作業員が十分に開けていなかったことが分かった。弁の開き具合を確認する方法を新しくしたことに伴うミス。22日は以前の確認方法に戻す。
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