【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、記者団に対し、米国からロシアを交えた3カ国高官会談の開催を提案されたと明らかにした。米国はロシアと20日に米南部フロリダ州マイアミで高官協議を実施する予定で、ロシアに対しても3カ国会談を持ちかける可能性がある。
ロシアとウクライナはトランプ米政権の仲介で、今年5月に約3年ぶりに直接交渉を再開したが、停戦や領土問題を巡る立場の違いが埋まらず、7月を最後に途絶えている。ゼレンスキー氏は3カ国会談が実現した場合、欧州各国も参加する可能性があると指摘した。
また、ゼレンスキー氏は、米国が示した和平案に関して「ウクライナが保持するドンバス地域(ルハンスク、ドネツク両州)の一帯を守ることが重要だ」と強調。ウクライナ軍が戦闘地域から撤退することはないと米国側に伝えたと述べた。
ゼレンスキー氏は、ロシア占領地での選挙実施について、ロシアの介入の恐れがあり不可能だとの認識を表明した。
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