【ワシントン共同】米軍は19日、シリア中部にある過激派組織「イスラム国」(IS)の70カ所以上の拠点に対して大規模な空爆を実施した。米中央軍が発表した。13日に米兵ら3人が襲撃され死亡したことに対する報復措置で、戦闘機や攻撃型ヘリコプターなどから精密誘導弾100発以上を発射した。
トランプ大統領は交流サイト(SNS)で「残忍なテロリストに責任を取らせるため、非常に深刻な打撃を与えている」と強調。テロ対策に取り組むシリアの暫定政権の全面的な支持を得ていると説明した。
AP通信によると、米軍はアパッチ攻撃型ヘリやF15戦闘機、高機動ロケット砲システム「ハイマース」を投入。ISの戦闘員や拠点、武器貯蔵庫などを攻撃した。米当局者は、追加攻撃に踏み切る可能性を示唆した。
中央軍は、ヨルダン軍の支援を得たことも明らかにした。13日の襲撃以降、米軍などがシリアやイラクで10件の作戦を実施し、テロリスト計23人が死亡したり拘束されたりしたと説明した。
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