宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、日本版衛星利用測位システム(GPS)の衛星「みちびき5号機」を積んだH3ロケット8号機を、22日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。午前10時半から11時半の間を予定している。

 ロケットは17日午前に打ち上げを試みたが、エンジンから噴出する高温ガスを冷やす地上の注水設備で水の流量が足りないことをセンサーが検知し緊急停止、延期となっていた。原因を特定し確認試験をした結果、適正な流量で注水できることが分かったとしている。