【ラオカイ共同】ベトナム政府は19日、中国国境から首都ハノイを経て北部の港湾都市ハイフォンまでを結ぶ鉄道(約400キロ)の起工式を北部ラオカイ省ラオカイで開いた。旅客と貨物両方の列車が走り、将来的には中国側の雲南省まで接続する計画。中国の何イ駐ベトナム大使は「両国指導者が重要視する事業」と支援する姿勢を示した。
外交筋によると、米中対立激化などを受け、中国系企業が生産拠点の一部を中国からベトナム北部に移す動きが顕著で、鉄道整備の協議が加速。中国政府は企業活動を支え、ベトナムへの影響力拡大を図るもようだ。
何氏は式典で、経済協力や交流が進み両国関係が「新たな黄金時代に入った」と指摘した。
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