長野県伊那市の住宅で2022年、住人の女性=当時(85)=を殺害し、通帳や印鑑を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた無職橋爪亮太被告(30)の裁判員裁判で、長野地裁(坂田正史裁判長)は19日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。 起訴状によると、22年12月1日深夜から2日昼までの間に、女性の首を圧迫して窒息死させ、通帳や印鑑、マイナンバーカードを奪ったとしている。 被告は女性名義の口座から自身の口座に350万円を送金しようとしたとして、詐欺未遂などの罪にも問われた。