【ニューデリー共同】インドの首都ニューデリーを抱えるデリー首都圏政府は今月、炭やまきを使ったタンドール窯の使用禁止令を出した。窯はナンやタンドリーチキンなどインド料理を作るには欠かせないが、炭やまきは大気汚染の元凶だと見なされた。困惑する店もあり、対策の是非を巡る議論が過熱しそうだ。
タンドールは円筒形の窯で、壁面にナンやチャパティ(薄焼きのパン)の生地を張り付けた焼き方が有名だ。地元メディアによると、デリー首都圏の全飲食店が対象で、ガスや電気式の窯への切り替えが義務づけられた。窯で炭やまきを使うと罰金が科せられる。
ニューデリー一帯の大気汚染は年間を通じて深刻で、10~2月ごろ特に悪化する。
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