【ワシントン共同】中南米海域を管轄する米南方軍は18日、麻薬密輸に関与していたとして公海上で船舶2隻を同日攻撃し、乗組員計5人を殺害したとX(旧ツイッター)で発表した。CNNテレビは、米軍が9月以降に中南米海域で続ける「麻薬密輸船」への攻撃の死者数が少なくとも104人になったと報じた。
トランプ政権はベネズエラのマドゥロ政権が米国への麻薬密輸に関与しているとして軍事圧力を強化。戦闘能力のない乗組員を一方的に殺害するのは戦争犯罪だとの批判が国内外で広がっている。
南方軍は今回攻撃した2隻について、テロ組織が運航し東太平洋の麻薬密輸ルート上を航行していたと主張した。
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