トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会は18日、2026年春闘の統一要求の方針案を明らかにした。賃金を底上げするベースアップ(ベア)に当たる「改善分」に関し、前年を上回る賃上げを求める姿勢を示す文言は入れなかった。25年は盛り込まれ、削った形。自動車産業を取り巻く環境が、トランプ米政権の関税政策などで厳しくなっているのを踏まえた。
「改善分」の具体的な金額は示さなかった。金額を掲げないのは6年連続。ベアは求めるが、各加盟労組の判断に具体的な要求内容は任せる方向だ。
年間一時金(ボーナス)の要求は25年春闘と同じく5カ月以上とする方針。
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